imacoco Press Vol.01
▪️栃木県動物愛護指導センター資料によると2023年度は、所有者不明により引取られた
犬・猫は、564頭になるそうです。そのうち、飼い主の元に戻ることができたのは、
164頭で、返還率は約30%というデータが掲載されていました。
この数字を、多いと見るか?少ないと見るか?飼い主にできる事は何かないか?
▪️飼い主の義務と迷子防止
・鑑札・注射済票を犬に着けることは狂犬病予防法により義務付けられています。
・犬や猫は、名札やマイクロチップにより所有者明示をすることが大切です。
・マイクロチップは、一度装着すると外れることはほとんどなく、すぐに飼い主の情報を
得られるため、万が一迷子になっても飼い主の元に戻れる確率が高くなります。
※栃木県動物愛護指導センターや宇都宮市保健所では、収容した犬や猫について、
必ずマイクロチップリーダーによりマイクロチップ装着の有無を確認しています。
▪️ご自身が飼っている犬や猫がいなくなったら、すぐに下記の機関にご連絡ください。
栃木県動物愛護指導センター(県内全域) TEL 028-684-5458
宇都宮市保健所生活衛生課(宇都宮市内) TEL028-626-1108
【出典:栃木県動物愛護指導センターHP 】
https://www.douai.pref.tochigi.lg.jp/download/
▪️環境省の資料によると、2023年度に全国の保健所・動物愛護センターに引き取られた
犬・猫は計44,576頭、このうち所有者不明(迷子等)が17,640頭に上るそうです。
引き取られた内訳は、飼い主に引き取られた犬・猫は7,607頭、新しい飼い主などに
引き取られた犬・猫28,157頭で、約9,000頭が殺処分されました。
※具体的な「迷子動物の数」の単独の統計データは公表されていませんが、引き取られた
犬猫の大多数が何らかの理由で飼い主が不明な状態であることが示されています。
【出典:環境省ホームページ】
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/index.html
▪️この現状を踏まえ、ペットの迷子を防ぐことで、処分されてしまうペットを減らす事が
出来ると感じました。マイクロチップ装着や迷子アプリなどを利用して、自身のペットを
守る事が飼い主に求められています。